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ザ・下手イラストな「絵俳句」で、自作の俳句を紹介します。「迷子」は、ぼくの俳号(俳句のペンネーム)で、「まいご」と読みます。「素材にこだわった高級おにぎり」的な伝統俳句も好きですが、自分が作りたいのは「究極のツナマヨおにぎり」的な俳句です! ネット俳人におれはなる!

43句目・「星涼し」の句(後編・解説)この句の意味は?【下手イラスト手書き絵俳句ブログ】

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迷子でする。

おはようございます。

きょうは涼しい。

いや、暑いことは暑いんですが、先週から今週頭にかけてのあの最高気温36度の日とかに比べれば、まだまし。

台風接近は心配ですけどね。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

さて、昨日のこの句↓


星涼しトロイの木馬忍び入る


解説といいますか、どんな想いを込めたか、簡単に述べまする。


俳句の世界では、自分の作品が自分の手をはなれたら(句会などで人にみせたら)、もうどんな解釈をされても受け容れます。

「こんなふうに受け止められるとは、心外だ」


なんて思うのは、初めて2、3年目までだったでしょうか。

やがて、

「思いもよらない感想が出てきて、面白い!」と思うようになりました。

五・七・五・七・七の短歌などと比べて、意味があいまいになりがちで、ふわふわゆるゆるしています。

歴史上の先生の名句だって、「こういう感想を持つべき」などという縛りはゆるく、喜怒哀楽、どんな感情が込められているか、正解はないことが多い。


上の句は、だいたい3つくらいの風景を読みました。





紀元前のギリシアで起こった(とされる)トロイア戦争で使われた(とされる)、いわゆる「トロイの木馬」を眺めながら一句。

という風景。

トロイア戦争自体は神話で描かれた架空の戦争です。

でも、実際の戦史のことを描いているともいわれています。






コンピュータ・ウイルスの「トロイ・ウィルス」がしずしずと自分のPCに侵入している夜。

空にはすずやかな星がきらめくなか、致命的な、電子の世界での破壊が進んでいく。

という景。





③自分の心に、コンピュータ・ウイルスのように、何者かが侵入してきた。

思いもよらぬ人への恋心か、洗脳のように別の人格の浸食によって、昨日までの自分が変化していく。

という景。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

句会で多少なりとも点が入った(選んでもらった)ので、上のどれか、はたまた何か、もうちょっと違うニュアンスを感じてもらったのだと思います。

自分としては、「なんとなく涼しい」感が漂っているような気がして、好きな句です。



ということで、きょうはこの句にイラストを描いて絵俳句にしようかと思ったのですが、何を書いても上の①~③のどれかに限定してしまう感じになるので・・・・この句は「絵なし」とさせていただきます。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

熱帯夜はまだまだ続くけれど、熱帯夜を経験した直後は、ちょっと気温が低い夜には、涼しさを感じます。

そんな夜、「星涼し」という季語を想い出し、

「きょうは、いと星涼し・・・・」などとつぶやいてみてください!!

近くに知り合いがいたら、その人を涼しく(場合によっては寒く)させることうけあいですよ!!


☆ ☆ ☆

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