18 2020 0 【156句目《黒板俳句》】「恋の猫」で一句! CATEGORY春 《俳句の解説》去年のいまごろ、浮かんできた句です。郵便のおじさんを待つ猫の恋最近、実家で飼っていた猫は、たまに帰ってくる息子である私を、「自分のこども」と認識していたのではないか、と思うようになった。夏に、「セミとってきたから食べれ、セミをつかまえる練習をせよ」といわんばかりに、ひん死のセミを目の前に置かれたことがあったから。「猫の恋」は春の季語。発情期あおーん、というイメージだが、この句のような恋もあっていいのではないかと思ったのです。迷子