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category: 冬 1/6
【156句目《黒板俳句》(仲間の句/4句目】「なまはげ」と「泣く子ども」で一句!

またまた、先月の句会でぼくが選んだ仲間の俳句のご紹介です。なまはげや子供泣かして涙する「なまはげ」は新年の季語。俳句歳時記の季語には、ある地方に残っている「行事」も多く、この鬼の面をかぶった三人組が子供を「泣く子はいないか、怠けものはいないか」と問い詰める「なまはげ」、もちろん、獅子舞のように「縁起の良いもの」なのですが、子供にとっては恐怖しか感じないであろう。子どもの健康や成長や縁起にとってきっ...
【155句目《黒板俳句》(仲間の句/3句目】「携帯」と「コタツムリ」で一句。

またまた、先月の定例句会で選んだ、仲間の俳句です。【PR】晴れ晴れ句会ブログ:http://harebare-kukai.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-bac02c.html《この句の味わいどころ》携帯の設定してよコタツムリ 健二カップルか夫婦か、「こたつの魔力」に二人ともが負けている。冷蔵庫になにかをとりにいくのも面倒くさい。まして携帯の設定など・・・。二人で寝正月の景であろうか。カタツムリには雌雄同体の種がいるという。...
【154句目(仲間の句/2句目】北風とポリ袋とポリティカル・コレなんとか。

北風さんぼくはわるものポリ袋先月1月の句会にて、ぼくが選んだ、メンバー彩子さんの句です。【PR】晴れ晴れ句会ブログ:http://harebare-kukai.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-bac02c.html「北風さん」という「さんづけ」、そして「ぼくはわるもの」、というひらがな使い。こどもぶってる感じ、ぶりっこを装うあざとさをしっとりと感じさせながら、それでも北風にもてあそばれつつ、ひとに憎まれるポリ袋を思い浮かべると...
【153句目】「人魚の靴」で一句!
【「仲間句」1句目】「着ぶくれ」で一句!

《俳句の解説》先週の土曜日、月いち恒例の「晴れ晴れ句会」にて、ぼくが選んだ句です。着ぶくれの三人乗りは同じ顔 有芳自転車の前かごに子供が一人、後部座席にも子供が一人、そして、がしがしと自転車を漕ぐ親、一人、それぞれがよく似た顔で、着ぶくれていて、学校へ、幼稚園へ。高級車での送り迎えより寒いし、たいへんだけど、なにかそこには、幸せな子育ての一時期があるのです。ありよしくん、ナイス!共鳴(特選)で選ば...